目次
はじめに
キャビンアテンダントになるための資格は必要ありません。各航空会社の応募条件をある程度満たしていれば応募することができ、合格することが可能です。
キャビンアテンダントの主な仕事
- 安全維持
- サービス
- 通訳
の大きく分けて3つです。これらの仕事に繋がるような資格を取得することが、CA試験に望ましいということになります。
キャビンアテンダントにとって、一番の優先事項は「安全維持」ですが、安全知識とサービスに関しては入社後の厳しい訓練で、しっかりと学ぶ時間が設けられているので特に、語学資格を高めておくことがとても有利になるのです。
語学を勉強しておくとCA受験、訓練、仕事現場、それ以外の生活場面でも必ず使える場面に遭遇するはずです。
それでは、「キャビンアテンダントになるために取得しておくと良い資格」について紹介していきます。
英語資格
通訳に関する資格
TOEIC600点か英検2級以上(もはや必須になってきています)
各航空会社の応募条件には、多くの場合英語力の基準が設けられています。
- アジア系の航空会社ではTOEIC600点または英検2級以上
- 欧州系の航空会社ではTOEIC800点から英検準1級以上
が大体の平均となっています。
まずは、TOEIC600点を目指し、このラインだけは超えられるように、頑張ってください。
英語が苦手であれば、TOEIC対策コースに行く、毎日30分でも勉強するなど、コツコツ英語力を積み上げて行くことが大切です。
600点の壁は必ず突破できます!
時間がかかったとしても、取得できるまでは、なんとか踏ん張りましょう。
というのも、日本に就航している航空会社では、多くの場合日本語及び英語で面接が行われます。(日本に就航をしていない航空会社については全てが英語、または現地の言葉です。)
採用する側は、第一ステップの書類審査において、応募基準値の英語力取得の記載がないと、大抵の場合通過するのがとても難しいです。
TOEIC600点以下の合格者も存在しますが、英語力以外の魅力的な部分を持ち合わせていたはずです。
「私は応募条件を満たしていますよ。」ということを主張するためにも、TOEIC600点の取得は、必須と言えるでしょう。
第二外国語または手話
通訳に関する資格
コミュニケーションのツールが多いことは素晴らしいことです。
中国語、スペイン語など話す人口が多い言語を学ぶのもよし、手話の勉強するのもよし。
日本語、英語以外の第二外国語と呼ばれる言語または、プラスアルファの言葉の検定資格はキャビンアテンダントとして重宝されること間違いなしです。
興味のある語学があるのなら、まずは一番下の級の検定資格取得を、目指して極めていきましょう。
キャビンアテンダントの名札にいくつかの国旗マークをつけている乗務員を見かけますよね。
彼らは「その国の言葉が話せます」という意味ですが、時々5つくらいの国旗を身につけているキャビンアテンダントがいますが、すごくかっこいいなと思います。
その他 (おすすめの資格)
サービスに関する資格
- 秘書検定、
- サービス接遇検定
- ワインソムリエ
CAの仕事の大半をしめる「サービス接客、接遇」において基本的なビジネスマナー、対応やおもてなしの幅を広げることができます。
安全維持、保安に関する資格
- 赤十字救急法救急員
- サービス介助士
緊急事態が起きた時、保安維持や救命処置を行うために基本的な専門知識を学ぶことができます。
好きなこと、趣味の資格
皆さんの好きなことはなんですか?
現在はまっていることや、趣味はありますか?
もし好きで続けている分野に検定試験などがあれば、取得しておくと良いでしょう。
色彩検定、世界遺産検定、自動車免許、などなど、探して見ると意外と面白い、珍しい資格が存在しています。
というのも、筆者は調理師免許と大型バイクの免許持っています。
どちらも大学生活の間に、好きなことの延長として取得した免許なのですが、その2つの資格が、就職活動の面接に多いに役立ったことを覚えています。
珍しい資格を持っていると、英語条件が足りない場合に書類通過の手助けになったり、面接時に会話が弾むきっかけになることがあるからです。
最後に
キャビンアテンダントを目指すのであれば、まずは英語資格のTOEIC600点だけは、頑張って取得しましょう。
その次にもし、他に面白いと思える分野があれば、それに添った検定資格の取得に挑戦してみるのが良いですね。
語学やその他役に立つ、有利になると言われている資格、または趣味に関する資格など、周りとは少し変わった資格を持っていると、自分の魅力として、自分を紹介するための材料の1つにしていくことができると思います。