みなさまこんにちは!東京アラートが解除されたにもかかわらず新型コロナウイルスは未だ世界を脅かしている中、日本の大学は少しずつ始まってきているようですが、ほとんどの大学がオンラインのようです。
そんな中、私の大学もオンライン授業が始まりました。本来は6月15日から24日までの10日間とお聞きしていましたが、スケジュールの変更により7月2日まで延長することになりました。
オンライン授業は「Google classroom」で行われます。授業自体は毎日2時間ですが課題の量は相当あります。
今回の授業は「web design」という授業で、ウェブサイトについて主に学習します。もちろん、IPアドレスやウェブホストサービスなどは知っている前提で話されますのでアメリカの大学の授業を受ける際は基礎知識を予習として勉強しておかなければならないと改めて思いました。
さて、テストがない分、課題の量が相当あるのですがまず「Reflective Journal」というものがあります。簡単に言えば提出用ノートみたいなものです。1つの授業で習う語句が平均的に50個くらいあります。先生が授業中に口頭で説明したことを素早くメモをし、それを参考にしながら語句の説明文をそのノートに記します。
もちろん、授業中のスライドにも簡単に語句の説明はありますがその表現とは違うよう書かなければなりません。次に、ウェブサービスには10種類ほどあると習いました。それぞれの種類に該当するウェブサービスを1つずつインターネットから探し出し、その根拠を添えて提出するという課題が出されました。
また、ウェブサイトに必要なコンテンツの種類をインターネットからできるだけ多く探すことや、エクササイズという課題では10個以上のチャレンジ問題に取り組み、授業内で作る自分のウェブサイトの紹介ビデオを作りYouTubeに載せるなど色々な課題があります。
現在、私がオンライン授業を実際に受けて1番大変だと感じることはウェブサイトの作成にあたる操作です。もちろん、ウェブサイトなど今まで作ったこともありませんしコンピューターの扱いに強い方でも全くありませんが、オンライン授業だと操作の部分で分からなくなったとき、いつも以上に質問することが大変になります。7月2日まで授業が延びてしまったので、今も課題に追われていますが、分からないことだらけで操作についての質問は特に悪戦苦闘しております。
オンライン授業でももちろん、ディスカッションがあります。先生に授業の内容や意見発表、自分のウェブサイトの進捗状況などと色々聞かれます。それらに答えるとさらに先生は話を突っ込んでくるのでさらに答え、4回程そのキャッチボールを繰り返します。そのような授業ですので常にメモを取り、アンテナを張っておかなければなりません。集中力を高める効果は期待できそうですね…。
タイにあるアメリカの大学なので授業はタイの時間に合わせています。そこは日本に住む私たちにとっては良かったことです。時差が2時間でもちろん日本の方が早く進んでいるので、朝9時始まりの授業は日本時間の午前11時からとなります。私は朝より昼前の方が頭も身体も目覚めているのでその点ではよかったです!もし、ラマー大学(アメリカのテキサス州)に時間を合わせていたら授業の開始は日本では深夜だったので…。ただ、先生からのその他小さな課題や、課題で使うフォーマットはタイの時間で午後10時に送られてきたこともありました。その時、日本では深夜0時でしたのでその場合は仕方ないですが…。日本ではあまり夜遅くに連絡するというのは失礼だと考える人も多いとは思いますが、色々な文化があるので留学する時は気をつけてくださいね!
★留学コラム★
今回は英語で頻度を表す単語の中で、私が以前少し引っかかった部分をご紹介します。
頻度を表す英単語と聞くと「always」や「usually」「occasionally」「often」「frequently」「sometimes」など色々あると思います。若干、頻度のレベルは異なりますが1つの共通点があります。それは文法書や学校でも習いますが「基本的に現在形でのみ用いる」ということです。「基本的に」ということは「一般的」とほぼ同じ意味で「普遍的」ではないため「例外がある」ということです。
頻度を表す英単語はある1つの英単語を除いて全て現在形で使用するのが正式です。しかし、「always」のみ現在進行形で用いることができます。実際に英語のネイティブの方がその形を使用している場面を見ました。
では、「always」を現在形、現在進行形で使用する時にどのような違いが生じるのでしょうか。実はニュアンスとテンションが違います。そもそも「always」とは日本語で「いつも」と訳されることが多いと思いますがその通りかなり頻度が高いという意味を表します。これを現在進行形で使うとその文全体が「ネガティブ」の心情を持ちます。例えば「My father always watches TV」だと「私の父はいつもテレビを見ている」という意味ですが、現在進行形で用いると「私の父はいつもテレビばかり見ている(もっと違うこともしてほしい…。)」というようなネガティブな意味を持ちます。