こんにちは!2月に入りましたね。バンコクでは、新型肺炎発生の影響ですれ違う人みんなマスクを着けている状況です。日本も同じような状況でしょうか?半年後には新薬が処方され始めるとのうわさも聞きましたが、ピークは4月・5月らしいので、もう少し緊張感を保たなくてはいけませんね。
バンコクでは先日まで春節で賑わっていました。春節とは、中国におけるお正月で、日本ではあまり馴染みがありませんが、タイではクリスマスより盛り上がっている様子です。多くの建物が金と赤で彩られ、チャイナ服を着て歩いている人もちらほら。赤いものを身にまとっている人も多く、視界がとても華やかでした。
昨年はバンコクに来たばかりで何が何やらわからず、春節だったと知ったのはずっと後でしたが、今年は丁度学校も休みで春節期間中様々な場所に遊びに行ったので、大きなイベントであることを実感できました。
面白いのは、場所によってはクリスマスの飾りをそのままにしてあるところも多く、旧正月感とクリスマス感を一緒に味わえることです。ショッピングモールや中華系の店は金と赤、その他のレストランやカフェはクリスマス、といったように分かれていました。
さて、バンコクには様々な国の料理が食べられると以前も書きましたが、今回は少し特殊なレストランを紹介したいと思います。
・ハラルフードレストラン
イスラム教徒向けのレストランです。「ハラル(ハラール)」とは、イスラム法で許されている事柄を指す言葉です。最近日本でもオリンピックに向けて周知されてきている言葉だと思います。主にお酒と豚肉が禁止されていて、豚に関しては特に厳しく、「豚を保存している冷蔵庫で保存したものもNG」であるなど、接したものすべて口にしてはいけないとされています。料理に豚肉を使うことが多いタイで豚を避けるのは難しいだろうなと思いますが、そんな厳しい環境を潜り抜けて用意された食材のみで作られた料理がだされるお店です。ノンアルコールカクテル(モクテル)の名前や提供の仕方にとても拘っていて面白かったです。ここでは、春節ではなくクリスマスの飾りが残してありました。
・ヴィーガンレストラン
ヴィーガンとは、ベジタリアンより制約が厳しい菜食主義者のことです。ベジタリアンは牛や豚、魚などの肉は食べませんが、牛乳やヨーグルトなどの乳製品は食べることができます。一方、ヴィーガンは動物由来のものは一切口にしません。このレストランはアイスクリームも出していましたが、ココナツミルクで作られているとのことでした。もっと味気ないものを想像していましたが、湯葉などを使って作られたメンチカツなどは私の知っているメンチカツにとても近く、「これならヴィーガンになれるかも!」と思ったほどでした(笑)
「なんでも食べましょう」と教育されている日本では、イスラムやヴィーガンを含めた1部の食品を食べない方々のことを理解することは難しいかも知れませんが、好き嫌いで選んでいるのではないことが広まっていくといいなと思います。
出かけるといえば女子会ばかりの今日この頃、食べ物以外の記事も書けるように頑張りたいと思います(笑) お隣のマーケットもオープンしていましたので、次回紹介しますね!
それでは、また!