Indiana Aerospace Universityでは2年次の後期にPersonality Development(PD)という授業があります。私は毎週土曜の午前9〜12時までのクラスに参加していました。Personality Developmentは直訳すると「人格形成」、「個人の発達」。辞書には、自己を人間としてより高い段階へ上昇させようとする行為である。と載っています。
名前の通り授業内容は、歩き方やポーズの練習、モデル練習、メイク講座、自分の長所や短所を知り実際にResume(履歴書)を作って面接練習などです。キャビンアテンダントや他の仕事でも、自分に自信を持って話すことは人前に出るときとても大事なことです。私自身、人前に立つのが得意ではありませんし、この授業はみんなの前で話すときやポージングの練習の時などいつも緊張していました。
メイク講座の授業ではメイクアップアーティストが来て、女子はフルメイク、男子はファンデーションと眉を描く練習をしました。
意外とメイクに興味はあっても普段メイクをしない子も多く、やり方が分からないという子もいました。物価が安いフィリピンの人からしたら化粧品は高いですし、すっぴんでも顔が整っていたり濃い顔の子が多いのも理由にあるかもしれません。
実際にPAL(フィリピン航空)の方々が来ての面接もありました(当日私は体調不良で入院していたためこの授業には参加出来ませんでした)。
他の大学から面接官役として来てくださった方と模擬面接をしたときは無事合格する事ができました!
質問内容は、
・簡単な自己紹介
・以前の仕事(バイト)で学んだ事(履歴書を元に)
・他の志願者より優れている事は?
・もし雇われたらどんな形で私たちの会社の役に立てると思うか
などでした。緊張しましたが一通り応えられ、最後に”Congratulations, you’re hired!”(おめでとうございます、あなたは採用されました!)のお言葉をいただきました。模擬面接とはいえ嬉しかったです。
ウォーキングとポージングの練習は黒い服に、女子はハイヒールを履いて髪が長い人はポニーテールをして練習します。条件を守れていない生徒は欠席扱いにされていました。フィリピンでは人前に立つことやイベントが多いので慣れてる子が多かったですが、私はそういった機会がほぼなかったので歩くのすら、どうやって歩くの?状態でした。笑
予定では3/15日にセブシティのIT park内に新しく出来た、アヤラモールでファッションショーが行われる予定でしたが、コロナウイルス対策の影響でイベントは中止となってしまいました。
グループ毎に色や課題が与えられ、ボヘミアン、アスリート(スポーツ系の服装)、キラキラした服装など、私たちのグループはオールホワイトで全身白コーデがテーマでした。イベント中止のためファッションショーの様子の写真は撮る事が出来ませんでしたが、自分の苦手な分野に取り組める授業に参加できてよかったです。