みなさん、こんにちは!
今回は私が現在、実際に受けている授業についてお話したいと思います。
PCIEの授業ではサイアムテクノロジー大学での授業とは違い、2週間ではなく授業が「Day25」までございます。
ただ、1日で2日分の授業を終えてしまうことも可能ではありますので、必ずしも25日間かかるというわけではございません。
また、そのセメスターの間ならいつ全て終わらせても問題はないので人によっては約1カ月かかることもあります。
PCIEの授業では評価されるのは主に問題とレポートです。
1つ1つの授業に大体10~13くらいのその単元にあった問題が出されます。
それを完了させるものと個人的な意見が問われるレポートの2つのみです。
そのため、プレゼンテーションやディスカッションなどの機会はありません。
今回、私が最初に受けた授業は「American Government」です。
この授業はアメリカにおける政治や政府のしくみについて勉強しました。
アメリカの政府は日本とは違う機関ややり方が多々あるので難しかったです。
身近な例を挙げると、先日行われたバイデン大統領とトランプ前大統領の選挙がありましたが、日本の選挙とは違いアメリカの選挙は多数決のみでの戦いではないので少数派が勝つこともあり得ます。
色々複雑なアメリカの政府機関ですが、多々の役割が存在するので1つの部門であってもその中に分かりにくい役職がたくさんあります。
そのようなどの機関がどんな役割を担うかという1問1答、またはシステムややり方などの要約、説明を問う問題が主に出されます。
次に、レポートです。
今回の授業では、初日に「あなたが政治、政府について社会問題などを交えて自由に書いてください。」というレポートが課されました。
前回の記事でお話させて頂いた通り、アメリカの授業ではこのように意見をメインに問われることが多くあるようです。
私は「dictatorship」つまり「独裁政治」「国家主義」をベースとして書きました。
評価して下さった先生からは「着目点が斬新で面白い」というお言葉を頂けたのでなんとかクリアしたのかなと思います。
私が着目したのは「同調圧力」で、この力が政治自体に最も大きな影響を与えているのだと論じました。
同調圧力により、多数派の意見が何故か正義化し、それが固定概念を生み出す、さらにそれに脅かされた情報媒体、マスメディアがその偏見を強くしてしまう、というようなことを書きました。
やはり、このように個人の意見を強く求めるアメリカの授業は、自分自身の学びにも繋がり、もっとこの事をよく知ろうという気持ちさえ湧いてくるのでとても大切なことだと思いました。
最後にご紹介させていただくのは授業レベルです。
授業の内容はさておき、求められる英語力はどうなのかということです。
もちろん、レベルは高いと思います。
授業動画内で使われる英単語は辞書で見るとアスタリスクさえついていないものばかりです。
しかし、動画なので何回も再生できますし何より字幕がついています。
私は1、2回の授業で問題を解いたことはありません。
10回以上は再生していますね…。
私にとってはネイティブの先生が話す授業は何であろうとマシンガントークですから!
ただ、先生がずっと話している映像だけではなく、アニメーションや写真、映像もあるので目から入る情報も多いので救いですね!(最初の何回かはひたすら字幕を見ておりますが…。)
いずれにしても、対面授業と違い何回でも授業を受けるところや、自分の好きな時間帯で受けられるところは利点だと思います。