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なんでキャビンアテンダントなろうと思ったか?
- 日本と外国に関われる仕事がしたい
- スチュワーデスってカッコいいなと思ったからです。
今は、いろんな呼び方があって「キャビンアテンダント」「客室乗務員」「キャビンクルー」というのが主流ですよね。スチュワーデスという呼び名がなんとも時代を感じますね。。。笑
私は小さい頃恩師に「海外へ一度は出て、外国語を学びなさい」と言われて育ちました。
中高生の頃はもちろん反抗期もありましたが、なぜかその言葉だけは素直に聞くことができて、いつも心の中にあったんです。
不思議ですよね。
もしかしたら先生や親の戦略だったかもしれません。。。。笑
英語はそれほど得意ではなかったのですが、大学生になってから「外国と英語への興味」がどんどん膨らんでいきました。
卒業後の就職先でその2つの興味を同時に満たせる職業は何かないかなーと、悩んでいた時に母が、
「スチュワーデスになったら?」
と勧めてくれたのが始まりです。そんな仕事があったなーと改めて「キャビンアテンダント」という仕事を意識したのが19歳の時でした。
また「外国に関わる」という点だけはぶれずに、航空業界、旅行業界に限らず、金融、IT、運輸などあらゆる外資と日系企業の就職活動を進めること約70社。
その年は就職氷河期と言われ、新卒の就職率が70%と就職浪人の学生が出てしまうほど、就職率が厳しい年で、不採用通知もたくさんをもらいましたが、運良く採用してもらえたことがきっかけで、23歳の時に航空会社のキャビンアテンダントになりました。
なんで日本じゃなく外資系航空会社なの?
- 異文化のワクワクするような刺激が楽しくて、その気持ちをいつも感じていたい、持ち続けたい、その中で仕事をしたい
- 他言語を話せるようになりたかったからです。
大学生の時に「外国へ行く熱」が最高潮だった私は、カナダに4ヶ月間ワーキングホリデーに行きました。
最初の1か月間は語学学校、そのあとはファーストフードでアルバイトとオーペアを体験。
たった4か月間でしたが、英語一つで外国人と友達になれることや、多様性、多文化、日本と違うことが、とにかく刺激的で、当時の私にはすべてが最高に面白く感じられて。。
その時初めて、「協調性や伝統文化を大切にする」といった日本の良さにも気づくことができ、世界に出ないと体感できないことの多さに驚きました。
「もっとその中で過ごしていきたい」外国には「説明できないけど何かすごい面白さと成長がある!!!」と感じたのが、外資系の会社を選んだ理由です。
もちろん日本の会社の就職活動もしましたが、日系航空会社は全て不採用。
また、内定をもらった日系企業の他業種では、「今後この会社にいても外国にいくチャンスはないだろうな。。」という私の想像で、最終的には外資系航空会社の就職を選びました。
ですがその会社が後に、アジアに事業を拡大したことで、もしも私が、キャビンアテンダントという職業を選ばずに、この日系企業に就職していても、「世界で働けるチャンス」があったのだなーと思うと、感慨深い気持ちになりました。
将来の夢がまだわからない人へ
今興味のあること、目の前のやるべきことを、一生懸命やってみよう!
やりたいことを全て書き上げて一つ一つ行動に移してみてください。
興味は少しだっていい。片っぱしから一生懸命取り組んでみることです。思いっきり、楽しんでみることです。
その中で、何か見えてくることはありませんか?もっと続けてみたいこと、もっとやりたいことはありませんか?その「興味」があなたの将来の夢や職業、目指すものになっていきます。
例えば、私の学生時代はとにかくやりたいことをやり尽くした、4年間でした。
「時間が足りない!」もう一年、大学生をやりたかったくらいです。。。笑
- コックさんになりたい→調理の専門学校通う
- 英語話せるようになりたい→英会話学校に通う、勉強する
- スノーボードが上手くなりたい→サークルに入る
- お金がない→アルバイトをする、奨学金を借りる
- 外国に住んでみたい→ワーキングホリデーに行く
- 彼氏が欲しい→合コンに行く
- 将来の夢が決まらない→企業説明会に行く、「仕事図鑑」を読む
- バイクに乗りたい→バイクの免許を取る
もし興味があることが一つもなければ、誰かに誘われたことや勧められたことに、まずは応えてみましょう。
「何かをやってみる」ということがとても大切です。
動かないと今と同じですが、動くと新しい発見がありますよ。
その中で好きかもしれない、なんとなく興味の持てることはありませんか?
例えば、
- 友達が面白いと言っていた漫画→読んでみる
- 遊びに誘われた→行ってみる
- 何もない→友達や家族に聞いてみる「自分に何が向いているか」「オススメの本や映画」
- それでも何もない→たまたま目に入った本を読む、勉強する、部活を頑張る、誰かを助けてみる、バイトに明け暮れる
本当になんでも良い。目の前にあること、今やるべきことを一生懸命やってみてください。
少しずつ、何になりたいのか、ぼんやり見えてくるのではないでしょうか?
やりたいことを思いっきり楽しんで、真剣に将来を考えた時、見えてきたのが、私は「海外」と「外国語」という部分でした。
縁あって、この職業を選びましたが、外資系のキャビンアテンダントとして働けたことは、とても貴重で価値のある体験だったと思っています。また海外で働き、他の言語を身につけるという目標も、達成できました。
一人でも多くの人に、人生に一回でも体験して欲しい、そんな仕事です。
高身長のコンプレックスをこの仕事を通じて、大人になって克服できたとは驚きだったし、嬉しかったです。今となっては自信になっています。
皆さんも、キャビンアテンダントを目指してみませんか?