PCIE(オンラインプログラム)の始まり
PCIE(オンラインプログラム)の始まり

みなさんこんにちは!
2020年も愈々幕を閉じますね。

私はタイから帰国して以来、日本で多少のオンライン授業は受けましたが、ほとんどオンライン授業は受けられませんでした。
サイアムテクノロジー大学を卒業するためには現地での授業が必須となります。
オンラインで受けられる授業はあっても、現地で受けなければならない授業の方が多いのです。

しかし、現在日本にいる私にとってタイに戻りサイアムテクノロジー大学へ通う日常を取り戻すというのは極めて難しいと思います。
現在は新型コロナウイルスの影響で航空券の値段も高く、現地での2週間以上の自主隔離やその他学校やプログラムのことなどを考慮すると新型コロナウイルスの収束を待つという選択が無難だともう1人の日本人生徒と話していました。

そんな中、PCIEプログラムが新たに設けられました。
PCIEの話が浮上したのは8月ごろで、当時はまだPCIEの大まかな計画が発表されていただけで、タイにいる生徒はまだサイアムテクノロジー大学にて協力授業形式、つまり複数人のクラスメイトが集まって協力してプログラムの授業を進めていたようです。

秋ごろから本格的にPCIEが動き出して今月、ついに私達も単位の意向をしてプログラムに参加できました。
改めまして、PCIEプログラムとは私達の親大学であるラマー大学(アメリカのテキサス州にある大学)とフランスのパリ大学が提携してできた完全オンライン形式のプログラムです。
新型コロナウイルスの影響でできたこの時代のためのプログラムだと思います。

PCIEのパーソナルページ
PCIEのパーソナルページ

単位の移行は難しいものではありませんでしたが、成績表をもらうことが難しかったです。
日本では成績表をもらうことは当たり前のことだと思います。

しかし、私がサイアムテクノロジー大学にいたときから、成績はオフィスにて口頭で「pass」しか言われませんでした。
そのため、少し不安でブルースさんに8月からデジタルの成績表(digital certification)が欲しいと言っていましたが、理由や目的を問われ何度も説明してきたのですが、なかなかもらうことができませんでした。

ただ、他の大学への編入や1部の英語の検定、またはTOEFLなどの日本で受ける対策講座などでは必要なこともあります。私も実際、対策講座や検定などで必要だったのでそれを言ったら「wait」と言われ、かなり時間が経ちました。
結局、もう一度大学側に説明して、成績表が貰えたのは今月でしたので、留学においてグレード、成績表をしっかりデータとしてもらえるかどうかは国や大学によって違うので早めに要請した方がいいと思いました。
パリ大学からのちゃんとした「digital certification」を頂けたので良かったです。

 続いて、タイについてです。
トリコンチネントディグリープログラムはサイアムテクノロジー大学の代替わりとしてバンコクにある他の大学でのプログラムが始まるとお聞きしました。
ただその件については私にとっては明瞭ではないので説明はできませんが、バンコクで楽しい大学生活を送ることができればと思います。

タイでの生活
タイでの生活


私は色々な事を考慮してPCIEプログラムに進みました。
トリコンチネントディグリープログラムにいたクラスメイトのほとんどはPCIEプログラムに切り替わりましたが、授業を進めていくのは個々ですので同時に受ける授業内容も変わってきます。
自分の時間の中でどのように進めていくかを決めることが可能となります。

そして今月12月の16日、私はタイからの引っ越しを完了させました。
新しい生活様式に切り替わった今、完全オンラインで卒業まで進む選択を選んだので日本でアメリカの大学の授業を受けるという形になります。

したがって、タイのコンドミニアムに家賃を払い続けることも不要なのでオンラインで仲介業者に繋ぎ、引っ越し作業を手伝って頂きました。
LINE電話で現地と繋ぎ、必要なものと不要なものを分けて必要なものは船便で送っていただきました。

引越し完了の部屋
引越し完了の部屋


PCIEプログラムでも頑張っていこうと思います。

★留学コラム★

みなさんこんにちは!今回はTOEFL対策編の最終回です。
もちろん、今後もTOEFLなどで使えそうな英語の豆知識もこのコラムに書こうと思いますが、シリーズとしてはここで1度、完結させたいと思います。

今回はTOEFLのスピーキング、ライティングにおいて使う英単語についてですがもちろん、類語はたくさん使った方がいいです。

例えば「手に入れる」という意味の「get」を1度使い、もう一度結論等で使いたいときに「obtain」や「acquire」にする方が得点は高くなります。
類語はまとめて覚えておくと使えるのでいいと思います。

 しかし、今回焦点を置くのは「派生語」です。
特定の派生語は類義語であるにも関わらず全く別のものを意味するという矛盾点を持つ言葉です。

これだけでは勿論、荒唐無稽なので例を挙げますと、「creation」と「creativity」です。
これはどちらも名詞ですが派生元は動詞の「create」(造る、創造する)です。
「create」の派生名詞が先ほどの2つと「creator」(作成者)と「creature」(生き物)が主に挙げられます。
派生語同士は見ての通り意味が違いますので使うときには注意しましょう。
ただ、前者2つの英単語はかなり紛らわしいです。
「creation」「creativity」は「創造」と「創造性」と訳されるかもしれませんが、これらは類義語です。
これらが試験で出題されるとき、自ら使用する時に注意しなければならないことは、これらの意味が全然違うということです。
「creation」は「表象」、「creativity」は「心象」を意味すると思っています。
高校の現代文の授業などで偶に出会う「表象」と「心象」ですが、「表象」はイメージから生産されたもの、つまり作品ですが「心象」は未だイメージとして心に映し出されている象です。

私の高校現代文のノート
私の高校現代文のノート



例えば藤子・F・不二雄さんが「未来のネコ型ロボット」をテーマにアニメを作りたいと作品を思い浮かべる、またそのアニメのコンセプトをメモに取る、これらを「心象」と言い、「ドラえもん」というアニメが生まれたその作品自体が「表象」なのです。
したがって、「creation」(表象)と「creativity」(心象)を間違えると大きな減点に繋がります。
そのため派生語には注意しなければなりませんね!

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